試写会でベンジャミン・バトンを見てきました。
ブラッド・ピットが演じるベンジャミンは、
80歳の老人の姿の赤ちゃんで産まれ、成長するにつれて若返っていく。
その数奇な人生を通し、心に深く『人生の意味』を問いかけてくる。
一瞬一瞬を大切に生きること、人との出逢いの素晴らしさ、
そして最愛の人に出逢う愛おしさ。
でも、ベンジャミンは、若返っていく故にその出逢った大切な人たちと、
同じ歳月を一緒に生きていくことができない。。
人は生まれ死んでいくというのは、誰にとっても平等な運命であるが、
その中で自分は何を大切に生きたいのかを、改めて考えさせられた。
私の大好きな映画、フォレストガンプにどこか通じるものがある!と思っていたら、
同じ脚本家でした。エリック・ロス。
ブラッド・ピットが老人から少年まで物の見事に演じている。
ブラピはかっこいいし、日本でいう福山雅治の若さに匹敵するレベルで驚愕に若いのだけれど、そこがクローズアップされるのは惜しい。
確かにそれも魅力ではあるけれど、物語りの真髄に浸ってほしい。
この映画で監督が伝えたかったことや、
自分はどんな風に生きたいのかを考える機会になったら。
&ケイト・ブランシェットの演技も本当に素晴らしい。
特に女性は、彼女の人生に感情移入して見た日にはもう、
ハンカチが何枚あっても足りません。
あ。なんだか、おすぎのようになってしまった。
これはぜひ見て頂きたいので、この辺で。。
どう若返っていくのかは秘密にします。
劇場でぜひ!
普段、気づかない(or 見て見ぬふりをしている)
自分の奥深くにある感情を突かれますので、ご注意を。
いい映画です。